3つの国家資格を目指す総合的な学びで、
幅広い分野で活躍できる人材を育てます。
3つの国家資格を目指す総合的な学びで、
幅広い分野で活躍できる人材を育てます。
在校生DATA
※2025年4月現在
この学科のポイント
全国でも数少ない、「あん摩マッサージ指圧師」の資格取得を目指せる学科です。
クラス担任制、弱点を克服する補習授業、直前対策の模擬試験など、さまざまな対策やサポートにより、国家資格の取得を強力にバックアップします。
Point 1
「あん摩」「マッサージ」「指圧」の手技を学べる!
Point 2
「はり師」「きゅう師」「あん摩マッサージ指圧師」の資格取得を徹底的にサポート!
Point 3
学内外での現場実習で臨床力を磨く!
活躍出来るフィールド
鍼灸院・鍼灸接骨院、あん摩マッサージ指圧院、病院・クリニック、スポーツ系治療院・スポーツトレーナー、在宅・訪問医療、介護福祉施設、美容系治療院・エステ、独立開業など
目指せる資格

あん摩マッサージ指圧師(国家資格)
多彩な“手当て”で幅広い症状を改善
中国伝来のあん摩、西洋式のマッサージ、日本独自の指圧という3種類の手技を使い分け、疾患の治療や健康の維持・促進を図ります。「押す・もむ・さする・たたく」といった“手当て”は医の原点であり、治療家の存在は幅広い分野で必要とされています。

はり師(国家資格)
鍼の刺激で自然治癒力を活性化
鍼(はり)は古代中国で発祥し、日本独自の改良が加えられた治療法です。経穴(ツボ)に鍼を刺す刺激によって人間の自然治癒力を高め、血行促進や自律神経の調整を図ります。その効果はWHO(世界保健機関)でも発表され、国内外で注目されています。

きゅう師(国家資格)
温熱刺激で身体と心をケア
お灸は、身体の経穴(ツボ)の上で燃やす艾(もぐさ)の温熱刺激により、自律神経を調整して免疫力を高める治療法です。WHO(世界保健機関)でも幅広い疾患への効果が発表されており、現代のストレス社会においては癒しの効果への期待も高まっています。
<あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師になるには>
あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師になるには、国家試験に合格し、「国家資格」を取得する必要があります。国家試験の受験資格は、あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師養成施設として認められている専門学校・大学で学び、卒業することで得られます。
鍼灸師という資格はなく、「はり師」「きゅう師」と別々の国家資格に分かれています。ただし実際は両方の資格を持ち、鍼と灸を組み合わせて治療することが多いため、総称して鍼灸師と呼ばれることが一般的です。
国家試験合格実績
あん摩マッサージ指圧師 99.9% はり師 96.8% きゅう師 97.0%
あん摩マッサージ指圧師 99.9%
はり師 96.8%
きゅう師 97.0%
(あん摩マッサージ指圧師:総受験者数 2,130名/総合格者数 2,129名・はり師:総受験者数 2,609名/総合格者数 2,525名・きゅう師:総受験者数 2,609名/総合格者数 2,531名)
※第1回国家試験から現在(第33回)までの累計数(新卒)
カリキュラム
1年次
基礎分野を学ぶとともに臨床の現場を知る
解剖学や生理学などの基礎医学を学び、人体の構造や機能を理解します。専門分野では東洋医学の概念を系統的に学習します。また、入学直後から臨床の現場に立ち、早い段階から将来観を育みます。
2年次
専門領域を重点的に学ぶ
専門基礎分野では臨床医学に重点を置き、疾病の予防、回復過程を学習します。東洋医学の病理観や疾病観を理解し、実際の施術へと応用していきます。----------------------
3年次
総合力を身につけ、臨床力を養う
修得した知識・技術を総合的に高め、観察力、分析力、問題解決能力を確立します。附属施術所での実習等で臨床力を養い、国家試験に向けての準備も図ります。----------------------
1年次 (43単位/957時間)
総合基礎Ⅰ(コミュニケーション技術/基礎栄養学/医療英語/生物/生命科学/実践国語/コミュニケーション心理学)
人体構造機能学Ⅰ-1、Ⅱ-1/疾病・傷害の診断と治療学Ⅰ、Ⅱ-1、Ⅲ/保健と医療Ⅰ
基礎東洋医学Ⅰ、Ⅱ/あん摩マッサージ指圧実技-1/はり・きゅう実習-1
臨床実習Ⅰ
2年次 (44単位/972時間)
総合基礎Ⅱ(生体と薬/心理療法とカウンセリング/社会福祉論)
人体構造機能学Ⅰ-2、Ⅱ-2/疾病・傷害の診断と治療学Ⅱ-2、Ⅳ、Ⅴ
基礎東洋医学Ⅲ、Ⅳ/臨床東洋医学Ⅰ、Ⅱ/東洋医学と社会学Ⅰ、Ⅱ/あん摩マッサージ指圧実技-2/はり・きゅう実習-2
臨床実習Ⅱ
3年次 (45単位/909時間)
保健と医療Ⅱ
臨床東洋医学Ⅲ、Ⅳ、Ⅴ、Ⅵ/はり・きゅう実習-3/東洋医学総合講座Ⅰ-1、Ⅰ-2、Ⅰ-3、Ⅰ-4、Ⅱ-1、Ⅱ-2
臨床実習Ⅲ
※上記カリキュラムは2025年3月時点のものです。
※授業内容やカリキュラムの見直し・変更を行う場合があります。
※単位数、時間数及び教育内容は、関係法令の改正等に伴い変更を行う場合があります。
1週間の時間割例
仕事とも両立しやすい1日3時間(90分×2限)の授業編成。
講義と実習をバランスよく配し、学習効果を高めるカリキュラムを展開します。
仕事とも両立しやすい
1日3時間(90分×2限)の授業編成。
講義と実習をバランスよく配し、
学習効果を高めるカリキュラムを展開します。
※授業時間以外の時間帯に実習などの授業が行われる場合があります。
※上記時間割は一例です。授業科目は、学年・学期ごとに編成されます。
PickUp授業
マッサージ実習
あん摩マッサージ指圧の「マッサージ」について、各手技の基本から適切な組み立てと施術方法までの体得を目指します。
医療入門
職業的倫理や態度、医療行為の基本となる生命徴候(バイタルサイン)など、医療人に求められる素養を身につけます。
在校生インタビュー
鍼灸マッサージ科 午前コース
佐々木さん
東京都立桜町高等学校 出身
本校 柔道整復科卒
Q. この分野をめざした理由を教えてください。
高校最後のサッカー大会をケガで断念した経験から、選手の活躍を支える治療家になろうと思いました。
Q. 将来の目標を教えてください。
自分の治療院でスポーツ選手をサポートすることです。そして、学習などの子ども支援とスポーツ指導、幅広い治療を提供するケアサポート施設を作りたいと考えています。
Q. 心に残る学校生活の思い出を教えてください。
クラスメイトとの勉強会です。相手に伝えることは自分の勉強にもなります。
Q. 目標に向けて挑戦したいことは何ですか。
柔道整復師としてスポーツの現場も経験しながら、学校での鍼灸マッサージの勉強と両立していきます。
鍼灸マッサージ科 午後コース
山野井さん
看護師
Q. この分野をめざした理由を教えてください。
病院での夜勤がつらくて鍼灸マッサージを受け、効果を実感した経験から、技術を学び仕事にしたいと思いました。
Q. 将来の目標を教えてください。
病院やホスピスなどに鍼灸治療の場を広げることです。そして、自分の治療院で患者さまの健康寿命を延ばし、QOLを上げるお手伝いをしていきたいと考えています。
Q. 心に残る学校生活の思い出を教えてください。
クラスメイトとの出会いです。自分よりも年上の方が努力する姿を見て、私もがんばろうと励まされています。
Q. 目標に向けて挑戦したいことは何ですか。
サークル活動にも参加し、学びや経験を増やしたいと思います。