鍼灸科

3年制(男女) / 特修コース 9:30-12:40
職業実践専門課程認定

多様化する社会ニーズに対応した特修授業で、
実践的な技術と知識を身につけた「はり」「きゅう」のプロを育成します。

多様化する社会ニーズに対応した特修授業で、
実践的な技術と知識を身につけた
「はり」「きゅう」のプロを育成します。

在校生DATA

※2025年4月現在

この学科のポイント

鍼灸科(特修コース)ならではの授業・講座の編成で、鍼灸プラスαの専門スキルが学べます。
クラス担任制、弱点を克服する補習授業、直前対策の模擬試験など、さまざまな対策やサポートにより、国家資格の取得を強力にバックアップします。

Point 1

医療から美容、スポーツまで、めざす分野につながる学び!

Point 2

現場を重視した授業や実習!

Point 3

国家試験・就職も安心のサポート体制!

活躍出来るフィールド

鍼灸院・鍼灸接骨院、病院・クリニック、スポーツ系治療院・スポーツトレーナー、在宅・訪問医療、介護福祉施設、美容系治療院・エステ、独立開業など

目指せる資格

はり師(国家資格)

鍼の刺激で自然治癒力を活性化

鍼(はり)は古代中国で発祥し、日本独自の改良が加えられた治療法です。経穴(ツボ)に鍼を刺す刺激によって人間の自然治癒力を高め、血行促進や自律神経の調整を図ります。その効果はWHO(世界保健機関)でも発表され、国内外で注目されています。

きゅう師(国家資格)

温熱刺激で身体と心をケア

お灸は、身体の経穴(ツボ)の上で燃やす艾(もぐさ)の温熱刺激により、自律神経を調整して免疫力を高める治療法です。WHO(世界保健機関)でも幅広い疾患への効果が発表されており、現代のストレス社会においては癒しの効果への期待も高まっています。

<はり師・きゅう師になるには>
はり師・きゅう師になるには、国家試験に合格し、「国家資格」を取得する必要があります。国家試験の受験資格は、はり師・きゅう師養成施設として認められている専門学校・大学で学び、卒業することで得られます。
鍼灸師という資格はなく、「はり師」「きゅう師」と別々の国家資格に分かれています。ただし実際は両方の資格を持ち、鍼と灸を組み合わせて治療することが多いため、総称して鍼灸師と呼ばれることが一般的です。

国家試験合格実績

はり師 96.8% きゅう師 97.0%

はり師 96.8%
きゅう師 97.0%

(はり師:総受験者数 2,609名/総合格者数 2,525名・きゅう師:総受験者数 2,609名/総合格者数 2,531名)
※第1回国家試験から現在(第33回)までの累計数(新卒)

カリキュラム

1年次

基礎分野を学ぶとともに臨床の現場を知る

解剖学や生理学などの基礎医学を学び、人体の構造や機能を理解します。専門分野では東洋医学の概念を系統的に学習します。また、入学直後から臨床の現場に立ち、早い段階から将来観を育みます。

2年次

専門領域を重点的に学ぶ
 

専門基礎分野では臨床医学に重点を置き、疾病の予防、回復過程を学習します。東洋医学の病理観や疾病観を理解し、実際の施術へと応用していきます。----------------------

3年次

総合力を身につけ、臨床力を養う
 

修得した知識・技術を総合的に高め、観察力、分析力、問題解決能力を確立します。附属施術所での実習等で臨床力を養い、国家試験に向けての準備も図ります。----------------------

1年次 (47単位/957時間)

基礎科目

総合基礎Ⅰ(コミュニケーション技術/基礎栄養学/医療英語/生物/生命科学/実践国語/コミュニケーション心理学)

専門基礎分野

人体構造機能学Ⅰ-1、Ⅱ-1/疾病・傷害の診断と治療学Ⅰ、Ⅱ-1、Ⅲ/保健と医療Ⅰ

専門分野

基礎東洋医学Ⅰ、Ⅱ、Ⅴ/はり・きゅう実習-1

臨床実習

臨床実習Ⅰ

2年次 (42単位/900時間)

基礎科目

総合基礎Ⅱ(生体と薬/心理療法とカウンセリング/社会福祉論)

専門基礎分野

人体構造機能学Ⅰ-2、Ⅱ-2/疾病・傷害の診断と治療学Ⅱ-2、Ⅳ、Ⅴ

専門分野

基礎東洋医学Ⅲ、Ⅳ/臨床東洋医学Ⅰ、Ⅱ/東洋医学と社会学Ⅰ、Ⅱ/はり・きゅう実習-2

臨床実習

臨床実習Ⅱ

3年次 (41単位/837時間)

専門基礎分野

保健と医療Ⅱ

専門分野

臨床東洋医学Ⅲ、Ⅳ、Ⅴ、Ⅵ/はり・きゅう実習-3/東洋医学総合講座Ⅰ-1、Ⅰ-2、Ⅰ-3、Ⅰ-4、Ⅱ-1、Ⅱ-2

臨床実習

臨床実習Ⅲ

※上記カリキュラムは2025年3月時点のものです。
※授業内容やカリキュラムの見直し・変更を行う場合があります。
※単位数、時間数及び教育内容は、関係法令の改正等に伴い変更を行う場合があります。

1週間の時間割例

仕事とも両立しやすい1日3時間(90分×2限)の授業編成。
講義と実習をバランスよく配し、学習効果を高めるカリキュラムを展開します。

仕事とも両立しやすい
1日3時間(90分×2限)の授業編成。
講義と実習をバランスよく配し、
学習効果を高めるカリキュラムを展開します。

※授業時間以外の時間帯に実習などの授業が行われる場合があります。
※上記時間割は一例です。授業科目は、学年・学期ごとに編成されます。

鍼灸科ならではの特修授業(講座例)

PickUp授業

鍼灸実習

鍼灸科において中心となる重要な科目です。早期に基礎を修得し、専門性の高い応用を重視した授業を行います。

基礎東洋医学

経絡・経穴(ツボ)の概略を学び、図譜や人体模型を使いながらその部位や取穴法、解剖学的構造、治療点などを理解します。

在校生インタビュー

鍼灸科 特修コース

大出さん
目黒日本大学高等学校 出身

Q. 将来の目標を教えてください。

スポーツ分野を意識して学ぶ中で美容鍼も知り、女性に寄り添う治療家になるのが目標になりました。

Q. 心に残る学校生活の思い出を教えてください。

くれたけ祭(学園祭)です。ゲームで駄菓子を当てる模擬店は来校者にも好評でした。

Q. 目標に向けて挑戦したいことは何ですか。

美容鍼のサークルにも入り、知識や技術を学びたいと考えています。