スポーツなどのケガを防ぎ、治す、「柔道整復師」を目指す。
柔道整復科
スポーツなどのケガを治す身近な「接骨院の先生」として、アスリートのトレーナーとして、
活躍できるスペシャリストを育成します。
柔道
整復師
活躍できる
「柔道整復」
- 柔道整復(じゅうどうせいふく)
- 柔術をルーツとする日本古来の技術に、東西医学の技術を取り入れ、発展させた治療法。
主に、スポーツなどによる骨折・ねんざ・打撲に対する治療を行います。
接骨院などはもちろん、アスリートのトレーナー、地域・学校のスポーツ振興支援、機能訓練指導員など、
さまざまな領域で活躍できます。
資格を取得するには
厚生労働大臣(または文部科学大臣)の指定を受けた養成学校において、3年間(または4年間)の課程を修了することで国家試験の受験資格が得られます。試験に合格すると、免許を取得できます
活躍出来るフィールド
治療院
(鍼灸院・鍼灸接骨院など)医療機関
(病院・クリニックなど)介護・福祉関係
スポーツトレーナー
リードしてきたノウハウで
国家試験合格率97.6%
※平成16年度?平成28年度平均実績
呉竹の歴史は日本の伝統医療教育の歴史。
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1926年(大正15年)創立の呉竹学園は、現存する伝統医療教育機関として最も長い歴史を持つ学校の一つ。
これまで、2万人以上の優秀な人材を育成するとともに、伝統医療教育の近代化、各種団体・協会の設立、資格制度確立のための土壌づくりに努めてきました。
その実績により、先生・父兄・就職先から厚い信頼を寄せられています。 全国トップクラスの国家試験合格率。
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呉竹学園は、常に時代のニーズを先取りした教育を行ってきました。
現在も、国から「職業実践専門課程※」の認定を受けた実践的な授業を実施。「学問の呉竹」と評される充実した基礎教育、外部評価機関も認める高度な実技授業・臨床実習で、国家試験合格率全国トップクラスを維持するだけでなく、将来にわたって活躍できる人材を育てています。
※専修学校の専門課程であって、職業に必要な実践的かつ専門的な能力を育成することを目的として専攻分野における実務に関する知識、技術及び技能について組織的な教育を行うものを、「職業実践専門課程」として文部科学大臣が認定して奨励することにより、専修学校の専門課程における職業教育の水準の維持向上を図ることを目的とするものです。 平成25年度で認定を受けている学校は、472校/約2,800校。呉竹鍼灸柔整専門学校は、平成26年に5学科が認定。
- 1926年
伝統医療の一分野であった鍼灸を体系的学問として確立、普及させるため開校
- 1930年
解剖学・経穴学などの教科書を考案、近代的な教育プログラムを確立
- 1948年
柔道整復師養成のモデルケース創設
- 1949年
現在の専修学校各種学校協会の母体設立に貢献
- 1979年
東洋療法学校協会、全国柔道整復学校協会の設立に寄与
- 1983年
私学初となる鍼灸教員養成課程を創設
- 2009年
客観的な実技評価実施のため学校協会から派遣された教員による実技評価を導入
- 2014年
文部科学大臣より職業実践専門課程の認定を受ける
学びの特色

- 経験豊かな教員・講師
- 第一線で活躍する医師や臨床経験豊かな講師陣による実践的な授業により、地域の身近な「プライマリケア※」を担う柔道整復師に必要な医学知識と治療技術を修得します。
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※患者の抱える問題の大部分に対処でき、かつ継続的なパートナーシップを築き、家族及び地域という枠組みの中で責任を持って診療する臨床医によって提供される、総合性と受診のしやすさを特徴とするヘルスケアサービス(1996年の米国国立科学アカデミー(National Academy of Sciences, NAS)の定義)

- 実践的な技術・知識が身につく「特修コース」
- より職業実践的な教育を行う「特修コース」を設置。スポーツテーピング、体幹トレーニング、栄養学、介助・介護技術など、時代のニーズに呼応した技術・知識を身につけることができます。

- 全国トップクラスの国家試験合格率
- 長年築きあげたノウハウ、学生一人ひとりに対するきめ細かい指導、資格取得から一歩踏み込んだ授業で、国家試験合格率は、毎年、全国トップクラスを維持しています。
選べるコース
本校の柔道整復科では、学びの内容やライフスタイルにあわせた、2つのコースを用意。
午前コースは柔道整復師としての総合力を身につけるカリキュラムを、特修コースは午前コースのカリキュラムをベースに、治療技術の応用力を高めるカリキュラムを構築。両コースとも、職業実践専門課程として国から認定を受けるとともに、毎年全国トップクラスの合格率をキープしています。
2つのコースのカリキュラムイメージ
- 総合力を身に付ける
午前コース - 基礎分野
一般教養科目
(英語・歴史等) - 専門基礎分野
基礎医学科目
(解剖学・生理学・病理学等) - 専門分野
専門科目
(柔道整復理論・実技実習等)
- 応用力を身に付ける
特修コース - 基礎分野
一般教養科目
(英語・歴史等) - 専門基礎分野
基礎医学科目
(解剖学・生理学・病理学等) - 専門分野
専門科目
(柔道整復理論・実技実習等) - 特
修
授
業

環境&サポート

- 駅近5分の立地
- 3路線が乗り入れるJR新横浜駅から徒歩5分。駅周辺には食事やショッピングが楽しめる施設も多数あります。日産スタジアムや新横浜ラーメン博物館もすぐそばです。

- 半日授業あり
- 1日3時間(90分×2限)の密度の濃いカリキュラム。ライフスタイルに合わせて、授業のない時間を勉強や余暇、治療院などでのアルバイトにあてることも可能です。

- ダブルライセンス
取得 - 幅広い治療が行なえるダブルライセンスや、教員資格取得を推奨。鍼灸科や教員養成科へ進学した際の入学金・授業料等の減免特典があります。

- 付属施術所併設
- 実際に多くの患者様が来院される附属施術所で、日々の臨床データを集積・分析し、教育現場にフィードバックします。学生の臨床実習施設であると同時に、卒業生の研修施設としても活用します。

- 各種奨学金
学費サポート - 日本学生支援機構奨学金、提携教育ローン、日本政策金融公庫ローン、各種特待生制度、学内進学奨学制度などにより就学をサポートします。

- キャリアサポート
- 呉竹学園3校の在校生・卒業生・教職員が参加する学術大会、中国研修、医師や大学教授を招いての講演会などを通じて、学生のキャリア形成を支援しています。
アスリートと二人三脚で目標を目指す先輩も
- 治療家にとって最も大切な
土台を呉竹で身につけた。 - 斎藤 寛也
- ライラック治療院・接骨院院長
- ・鍼灸マッサージ科(2005年卒)
・柔道整復科(2008年卒)

- 入学のきっかけは?
- 野球選手になるのが夢で、甲子園にも出場しました。でも、高校を卒業するころには身体がボロボロに。野球を続けることも難しくなったんです。そんなとき、お世話になっていたトレーナーに診ていただいたことがきっかけとなり、治療家の道を志すようになりました。

- 呉竹で学んだことは?
- 柔道整復の治療を行う施設はさまざまですが、ベースとなる知識は変わりません。治療家にとって最も大切なその土台を、呉竹で身につけたと思っています。また、先生に経験豊富な方が多く、授業中に話していただいた体験談は、とても興味深い話ばかりでした。今でもときどき訪ねては、お話をお聞きしています。

- 卒業後の仕事は?
- 現在は、治療院の院長として近隣の患者さんを診断しています。また、大学の駅伝チームや実業団の強化合宿・大会、アーティストのツアーなどにトレーナーとして参加、アスリートやミュージシャンのコンディション維持なども行っています。

- 仕事のやりがいは?
- アスリートとは、一緒になって目標を目指します。試合では一喜一憂、好成績を収めれば自分のことのように感激します。治療院で病状が改善した患者さんの笑顔を見るのも、同じくらいうれしい瞬間ですね。