スポーツなどのケガを治す身近な「接骨院の先生」として、
アスリートのトレーナーとして活躍できるスペシャリストを育成します。
スポーツなどのケガを治す
身近な「接骨院の先生」として、
アスリートのトレーナーとして
活躍できるスペシャリストを育成します。
柔道整復師として総合力をつける
午前コース 9:30-12:40
スポーツトレーナーをめざす
特修コース 13:30-16:40
在校生DATA
※2025年4月現在
この学科のポイント
Point 1
医療からスポーツまで、幅広い分野での現場実習!
接骨院や病院・クリニック、スポーツ関連施設、介護・福祉施設など、幅広い分野の施設で、将来の仕事に直結した業務を体験します。
Point 2
目的に合わせて選べる2つのコースを展開!
柔道整復師として総合力をつける「午前コース」、スポーツトレーナーをめざす方に特化した「特修コース」2つのコースを展開しています。
Point 3
国家試験合格をめざし、徹底的にサポート!
クラス担任制、弱点を克服する補習授業、直前対策の模擬試験など、さまざまな対策やサポートにより、国家資格の取得を強力にバックアップします。
活躍出来るフィールド
接骨院・整骨院、鍼灸接骨院、病院・クリニック、スポーツ系治療院・スポーツトレーナー、在宅・訪問医療、介護福祉施設、独立開業など
目指せる資格

柔道整復師(国家資格)
運動器のケガを整復・固定術で治療
柔道整復は、日本古来の伝統医術と現代医学の医療技術を融合した治療法です。骨折や脱臼、打撲、捻挫などの外傷を整復・固定術で治療するほか、骨・筋肉・関節・腱・靭帯など運動器のスペシャリストとしてスポーツや介護などの分野でも活躍しています。
<柔道整復師になるには>
柔道整復師になるには、国家試験に合格し、「国家資格」を取得する必要があります。国家試験の受験資格は、柔道整復師養成施設として認められている専門学校・短大・大学で学び、卒業することで得られます。
国家試験合格実績
87.3%
(総受験者数 1,535名/総合格者数 1,340名)
※第13回国家試験から現在(第32回)までの累計数
カリキュラム
1年次
基礎分野を中心に学ぶ
柔道整復の基礎となる人体の構造と機能を学び、専門分野では骨折や脱臼など外傷の全体像を理解します。柔道を通じて、健全な肉体と精神を育みます。
2年次
専門領域を重点的に学ぶ
整形外科学やリハビリテーション医学など臨床的な科目を中心に学び、専門分野では外傷の発生と判断、整復・固定・後療の治療の流れを理解します。------------
3年次
総合力を身につけ、臨床力を養う
修得した知識・技術を実際の疾病に応用するため、臨床的な講義と実技を重ね、臨床実習で体系化していきます。また、国家試験に向けた準備を図ります。
1年次 (47単位/987時間)
総合基礎Ⅰ(コミュニケーション技術/基礎栄養学/医療英語/生物/生命科学/実践国語/コミュニケーション心理学)
運動器の機能構造Ⅰ/高齢者・競技者の生理学的特徴と変化Ⅰ/柔道整復師の業務と職業倫理/健康の意義/柔道Ⅰ
柔整外傷論基礎/柔整外傷保存療法/柔整人体構造機能学基礎/柔整後療治療論/固定法Ⅰ・Ⅱ/基本診察治療法
臨床実習Ⅰ
2年次 (44単位/942時間)
総合基礎Ⅱ(生体と薬/心理療法とカウンセリング/社会福祉論)
人体構造学/人体機能学/高齢者・競技者の生理学的特徴と変化Ⅱ/疾病の成り立ち/人体機能回復論/内科診断治療学Ⅰ/外科診断治療学Ⅰ/柔道整復術の適応と鑑別Ⅰ
上肢の損傷・治療論/下肢の損傷・治療論/軟部組織損傷・治療論/応用診察治療法/外傷予防法
臨床実習Ⅱ・Ⅲ
3年次 (41単位/891時間)
運動器の機能構造Ⅱ/内科診断治療学Ⅱ/外科診断治療学Ⅱ/柔道整復術の適応と鑑別Ⅱ/柔道Ⅱ/柔整社会学
体幹の損傷・治療論/柔整応用治療論/総合柔道整復学/柔整関連医学Ⅰ・Ⅱ/柔整後療法/柔整応用治療法Ⅰ・Ⅱ
臨床実習Ⅳ
※上記カリキュラムは2025年3月時点のものです。
※授業内容やカリキュラムの見直し・変更を行う場合があります。
※単位数、時間数及び教育内容は、関係法令の改正等に伴い変更を行う場合があります。
1週間の時間割例
仕事とも両立しやすい1日3時間(90分×2限)の授業編成。
講義と実習をバランスよく配し、学習効果を高めるカリキュラムを展開します。
仕事とも両立しやすい
1日3時間(90分×2限)の授業編成。
講義と実習をバランスよく配し、
学習効果を高めるカリキュラムを展開します。
※授業時間以外の時間帯に実習などの授業が行われる場合があります。
※上記時間割は一例です。授業科目は、学年・学期ごとに編成されます。
めざす分野に直結
特修コース
スポーツトレーナーをめざす方に特化した特修授業を展開!
最前線でアスリートを支えるスポーツトレーナーをめざします!
競技別テーピングの実践/トレーニングの科学的基礎/栄養ケアマネジメント/パーソナルストレッチ/ファンクショナルトレーニング/スポーツ障害/トレーナー現場見学(プロ野球チーム、大学ラグビー部 ほか)
横浜DeNAベイスターズ、北海道日本ハムファイターズ、読売ジャイアンツ、日本製鉄釜石シーウェイブス、桐蔭学園ラグビー部、関東学院六浦ラグビー部 など
NSCA-CPT(認定パーソナルトレーナー)対策講座
※受講希望者が対象です。受講には別途費用がかかります。
PickUp授業
固定法
包帯・副木・厚紙副子・金属副子・テーピングなどさまざまな固定材料を用いて、的確な固定法を修得します。
柔道
「精力善用」「自他共栄」を理念とする柔道を通じて、医療人としての礼節や柔道整復術の原点を理解します。
基本診察治療法
外傷などの診察に必要不可欠となる触診能力や関節可動域測定法、徒手筋力検査法を身につけます。
外傷予防法
現代の日本社会で求められている高齢者、競技者のケガを予防するための指導法や手法を身につけます。
応用診察治療法
超音波画像の使用法や徒手筋力検査による外傷の判定と、その対処法の実践的知識と技術を修得します。--------
臨床実習
1年次から附属施術所で基本業務や患者対応を学び、学外協力施設で実際の医療に参加することで臨床力を養います。
在校生インタビュー
柔道整復科 午前コース
土山さん
こころ未来高等学校 出身
Q. 柔道整復師をめざした理由を教えてください。
悩んでいた部活動でのケガが治療院の施術で回復しました。その経験から、私も将来はスポーツ疾患を治す側になりたいと思いました。
Q. 心に残る学校生活の思い出を教えてください。
入学してすぐのスポーツ大会です。クラス全員が一気に仲良くなれました。
Q. 目標に向けて挑戦したいことは何ですか。
特別講座のプロスタを受講し、トレーナー活動についても学びたいと思っています。
柔道整復科 特修コース
新関さん
横浜市立横浜商業高等学校 出身
Q. 将来の目標を教えてください。
スポーツのケガに強い柔道整復師になり、将来は鍼灸師兼ATの兄と治療院を開くのが夢です。
Q. 心に残る学校生活の思い出を教えてください。
夏のくれたけ祭(学園祭)です。実行委員として企画や運営、まとめ役を経験できました。
Q. 目標に向けて挑戦したいことは何ですか。
まずは柔道整復師になり、そのうえで視野や治療の幅を広げる資格に挑戦し続けたいと思います。