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鍼灸マッサージ科・鍼灸科「特別授業」〜良導絡〜
今週から実施している鍼灸マッサージ科・鍼灸科の3年生の特別授業。
本日は「良導絡治療」の授業を行いました。
講師には、姉妹校の「東京医療専門学校」の齊藤校長先生をお迎えしました。
良導絡自律神経調整療法は、統計学的なデータを基にして全身や局所に生じる異常を、鍼灸による自律神経調整によって健康な状態に近づけようとする治療法です。
講義では、本法の目的や測定方法を学び、データから「どんな症状が読み取れるか」を、実際の症例をみながら理解を深めました。
医療は「誰がみても同じであること」「もらったデータをきちんと患者さんにフィードバックすること」が基本であるとし、そしてこの治療法は、東洋医学の鍼灸療法を科学的に裏付けると共に、より理解されやすい療法であるとのこと。
たしかに、患者の立場として考えたとき、良導絡治療法のように数値として目に見えるデータで疾患を説明されると、とても理解しやすいものです。
学生はまたひとつ、臨床現場で使える有用な療法を知る良い機会となりました。