2024(令和6)年4月1日『横浜呉竹医療専門学校』に校名が変わります

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新着情報

柔道整復科3年生「特別授業」実施!

先週末、無事に国家試験の受験を終えた柔道整復科の3年生。
卒業式までの残り1週間は、卒業後の臨床に役立つ実技や知識を修得する「特別授業」 を行いました。

実技をメインとした「特別授業」では、主にスポーツ現場を想定した内容で実施。
臨床経験が豊富な講師の方をお招きし、直接ご指導いただきました。

特別授業で学んだ「テーピング療法」「アスレティックリハビリテーション」は、ケガを治療するだけでなく再発予防などにも効果的です。
今回は、スポーツ選手に対して需要の高い技術を身につけることをテーマに取り組みました。

どれも、基本的な技術をマスターすることが目的ではなく、大切なのは、目の前の患者さんがどういう状態で、何を求めているか を知ること。
学生はこの3年間で、沢山の難しい学問をクリアしてきました。
これまでに身につけた「解剖学」「病理学」の知識や「検査法」などの技術を、どう臨床現場で使えるかが今後はとても大事になります。

「患者にとって本当に必要なことを見極めたうえで、今回修得した治療法を使い分けることができる柔道整復師になってほしい」
講師の先生が最後におっしゃった言葉が、卒業を間近に控えた学生たちに強く響いたようです。

 

柔道整復科3年生〜特別授業〜
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①『キネシオテーピング』
佐藤弘明先生
スポーツなどの疲労を防ぎ、動きをサポートする伸縮性のあるキネシオテーピング。その効果的な使い方を学び、痛みや動きの悪い部分に実際に貼る実技を実施しました。
それぞれが患部の緩和や改善を確認しその効果を実感しながら、キネシオテーピング療法を修得しました。
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②『アスレティックリハビリテーション』
春日井有輝先生
スポーツ傷害に対するリハビリテーションをテーマに、体幹安定化トレーニング4種を実際に体験。腹部に力を入れたスクワットや筋肉に力を入れたウオーキングといったトレーニング法について、一つ一つの目的を理解しながら学びました。
春日井先生は柔道整復師&アスレティックトレーナーとして活躍する卒業生。
携わっているスポーツ現場での体験談や、トレーナーの役割なども教えてくれました。
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③『足病学』
大田幸作先生
上半身の荷重を受けながら身体全体を支え、バランスを取っている「足」。
足をケアすることで、身体の問題を改善することができるという考えに基づきアプローチするのが足病学です。
足の構造や役割を理解した上で、足の機能障害に対するテーピング療法についてキネシオテープやホワイトテープを使って実践的に学びました。
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④『ホワイトテーピング』
紀平晃功先生
はじめにテーピング療法の根拠を説明いただき、スポーツ傷害とテーピングが効果的な場面やスポーツ現場におけるチーム医療などについて理解を深めました。
臨床に役立つ3つの創傷治癒過程を再確認した後、ホワイトテープの扱い方や足関節のテーピング技術についての実技を行いました。

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