2024(令和6)年4月1日『横浜呉竹医療専門学校』に校名が変わります

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【柔整科】キャリアガイダンス~Jリーガーから治療家へ転身したOB~

4月17日(月)に、柔道整復科1年生の第1回キャリアガイダンスを実施しました。

呉竹鍼灸柔整専門学校では進路サポートの一環として「キャリアガイダンス」を定期的に行っており、業界で活躍する卒業生の声を直接聞くことができます。ガイダンスは、学生生活を充実させるヒントを見つけ、今の自分を見つめ直し、今後の目標や将来に向けて取り組むべきものを理解することを目的としています。

今回来ていただいた卒業生は、Jリーガーから柔道整復師となった松田悦典さんです。

 

松田先生1

松田さんは、浦和レッズやサガン鳥栖で10年間プレーした元プロサッカー選手。しかしながらサッカー選手として致命的なケガにより28才で引退、同時に本校の柔道整復科に入学されました。

セカンドキャリアに選んだのは「柔道整復師」の道

ーケガをした選手はその痛みが分かる
ーケガに対する様々なメニューをこなしてきた経験もある
ー今度はそれを生かし、自分のためでなく人のために生きてみないか?

当時お世話になっていたトレーナーからの言葉に背中を押され、セカンドキャリアとして松田さんが選んだのはサッカーコーチとしての道ではなく治療家の道でした。

講演では、スポーツトレーナーの現状、仕事のやりがいと厳しさ、在学中の勉強方法や学校生活におけるアドバイス、施術者としての大事な要素などをテーマに、治療家を目指すことになった自身の転機や、在学中から現在に至るまでの経験の中で学んだことなどを中心にお話していただきました。

学生時代にすべきこと

松田さんは、入学してすぐに ”勉強についていけない!” という壁にぶつかったことに触れ、
「僕の人生はこれまでサッカーばかりでした。勉強が苦手で、正直いうと専門学校の授業を甘く見ていたところがありましたね。勉強のやり方すら分からず、試験でも点が取れない。いよいよ進級が危うくなったとき、柔整科の先生に言われたのが “サッカーであれだけ頑張れただろ、なんで勉強は頑張れないんだ?” という言葉。僕はその一言で意識が一変し、その後、本気になって力を注げば、何倍にもなって自分に返ってくるということを経験しました」と学生時代のエピソードを話してくれました。

「この3年間は将来のための期間。在学中から目標とする場所で働き、深く業種を知ることも大切です。人にやらされているうちは行動は変わりません。すべては “できるかできないか” ではなく “やるかやらないか” これだけ」

キーワードは「人間力」

講演のなかで、治療家のキーポイントとして「人間力」を提示。開業6年目を迎え、これまで5万人以上の治療を行ってきた松田さんが、第一に目指したことは「魅力ある人」になること。

「どんなに優れた知識や技術があっても、自分本位の治療を優先するような人は良い治療家とは言えない。我々は相手があっての職業です。人から必要とされる治療家になるためには、相手の気持ちになって 全ての患者様を自分の大切な人のように扱わなくてはいけない」と教えてくれました。

松田先生2 松田先生3

今回講演を聞いた学生はまだ入学して約1ヶ月。

それぞれ夢や目標を持って、スタートラインに立った今、これからどんな姿勢で学び、どのようにして将来を切り開いていくのかを考える良い機会となりました。

【松田 悦典さんの院はこちら】
わらびFit整骨院(埼玉県蕨市)
http://warabi-fit.com/

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