あん摩マッサージ指圧師・鍼灸師・柔道整復師養成の医療専門学校

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OB来校!柔道整復科1年~キャリアガイダンス~

6/6(月)に、柔道整復科1年生を対象としたキャリアガイダンスを実施しました。
このガイダンスは、業界で活躍する卒業生の講演を通じて、後の目標や将来に向けて取り組むべきものを理解する ことを目的としています。

今回の講師は平成19年に 柔道整復科を卒業した戸畑 智秋先生 です。

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柔道整復師&経営者として活躍する戸畑先生

戸畑先生は、鹿児島県種子島のご出身。高校卒業後に東京に出てきて接骨院の助手を経験し、その後に本校の柔道整復科で3年間学びました。柔道整復師の国家資格を取得した後、整形外科の勤務時代に数多くの外傷治療を経験して自信をつけ開業に至ります。
現在は、大和市林間でちあき接骨院ちあき鍼灸マッサージ院を営む傍ら、アドバイザーとしてスポーツトレーナーの供給独立開業を支援する会社を渋谷に設立されています。

将来目指したい進路を学生に聞くと、スポーツトレーナー接骨院病院介護施設開業経営 などの希望がありました。それを受けて戸畑先生は、ご自分の体験や現場の実例等を踏まえて、それらを叶えるためには何が必要なのか を職種別に説明してくださいました。

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スポーツトレーナーになるには

学生の希望で、最も多かった職種は スポーツトレーナー
しかし実際は公募のほとんど無い口コミの世界。

そこで戸畑先生からは、スポーツトレーナーの現状を説明いただき、
「口コミを自分でたぐり寄せるようなどん欲さが無いとダメ。条件も短期契約が一般的で、採用されても実力が無ければ一年で解雇されてしまう世界。実力の差=努力の差と思って欲しい」
とのアドバイスもいただきました。

さらに、「ちょっと厳しい言い方ですが、たったの3年間、学生時代に頑張れない人が、卒業後に人が変わったように突然頑張れるはずがない。努力即ちハードワークをどれだけやってきたかが重要。私の場合、学生の3年間は運送の仕事と学校を両立し、週末は接骨院のアルバイトをして臨床現場に出て即戦力になる治療技術を学びました」
と、先生自身の経験を交えながら、夢実現のために今からやるべきことを教えてくれました。

実力のある治療院を見極めるポイント

柔道整復師の将来について 外傷をしっかり見れる接骨院がこれから生き残る と戸畑先生はいいます。
そして、良い治療院と出会う就職活動のポイントとして、以下を挙げてくださいました。

1)院長に面接されるのではなく、自分が院長を面接し、ダメなら就職しないぐらいで良い
2)院内に、外傷の治療に必要な固定道具があるか
3)どんな層の患者を見ているか。特に、スポーツ部活系の学生=外傷を数多く見ているか

戸畑先生は、治療技術を身につける上で診断や治療方法に対する答えが無い所では成長できないと考え、整形外科・介護施設を併設した医療モールを協力者と一緒に作ったそうです。

そして「自分が要した20年を5年に短縮してスタッフを育てたい」と、ご自身の治療家の育成に対する思いを話してくださいました。

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成功したいなら、まずは情報を集めること

戸畑先生は、講演の最後に「経営は一人ではできません。成功したい人はまずは情報を集めることが大切。情報量の差は判断力の差になります」と話し、「そのためには、常に プラス のこと (=夢)をどんどん口に出し続けること。そうすることで皆さんには多くの人がついてくるし、協力者が現れます。そして字の如く夢が叶うことに繋がります」と、成功の秘訣を伝授してくれました。

今回講演を聞いた学生たちは入学して2ヶ月。
それぞれ夢や目標を持ってスタートラインに立った今、これからどんな姿勢で学び、どのようにして将来を切り開いていくのかを考える良い機会となりました。

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