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活躍中の卒業生来校〜キャリアガイダンス②〜
6/12(金)、柔道整復科1年生を対象に第2回キャリアガイダンスを実施しました。
このガイダンスは、業界で活躍する卒業生の講演を通じて、今後の目標や将来に向けて取り組むべきものを理解することを目的としています。
今回来ていただいた卒業生は、当校を卒業後、接骨院・内科・整形外科勤務を経て、現在は自身の夢を形にした「ちあき接骨院」を開業し、内科、歯科、介護など複数施設と連携した総合医療にも尽力している戸畑智秋さん。
「あなたの夢は何になることですか?」
講演の冒頭で戸畑さんが学生たちに将来の目標について問いかけてみると、「接骨院勤務」「スポーツトレーナー」「開業」などさまざまな夢を持っていました。
そんな学生たちに、戸畑さんが伝えたいことは、
「どんな夢も、ハードワークと人との出会いがなにより大切」ということ。
仕事のノウハウは働きながらいくらでも手に入りますが、スキルや人脈は簡単に手に入るものではないしお金では買えるものではありません。
柔道整復師としては、学校を卒業し国家資格を取って初めてスタートラインに立つことができます。
まだ学生のうちはマイナスの状態。
誰のどんな技術もプラスになるので、積極的に自分から動き、どんどん吸収してほしいとのこと。
また、「臨床経験は卒業後にたくさん経験して成長できるので、3年間はとにかく、柔整師として必要な土台をつくることが大事。いつまでも患者さんを前に教科書を見るようではダメ」と、少々厳しめのアドバイスもいただきました。
就職する現場は「応用」で、「基本」を学べる唯一の場所は学校です。
多くの柔道整復師をみてきた戸畑さんによれば、最終的に学生時代に一生懸命勉強した人が現場でも伸びるとのこと。
授業は難しく覚えることも多いため「それよりもっと現場で頑張りたい」と先を急ぎがちな学生に対し、今なすべきことの大切さをしっかり伝授してくれました。
柔道整復師は「夢のあるとてもいい仕事」と戸畑さんはおっしゃいます。
実際に接骨院で戸畑さんが行っている貴重なスポーツ外傷の施術動画を見せていただき、
「柔道整復師の基本は“外傷をちゃんとみる”ということ。まずはその基本を大切にしてほしい。それこそが私たちの目指す柔道整復師の真の姿であり、多くの人の役にたち愛される、やりがいのある職業なのです」
と強く語ってくださいました。
今回は、夢に向かって努力し実現した卒業生の姿に刺激を受け、学生一人ひとりが「頑張れる自分」を見つけられそうな、とても深いガイダンスとなりました。
「ちあき接骨院」HPはこちら! http://www.chiaki-sekkotu.com/