あん摩マッサージ指圧師・鍼灸師・柔道整復師養成の医療専門学校

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新着情報

卒後臨床講習会〜テーピング・トレーニング法〜

平成27年12月13日(日)・20日(日)に、卒後臨床講習会を行いました。
今回のテーマはスポーツ
講師に本校の柔道整復科卒業生の 春日井有輝 先生をお迎えし、テーピング法とトレーニング法について2日間の講習会を実施しました。

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春日井先生はアスレティックトレーナーとしてスポーツ現場で活躍されている一方、法政大学スポーツ健康学部においても講師として指導にあたられています。

今回はスポーツ現場において頻度の高い足関節捻挫に対するテーピング法と、アスリートから中・高齢者まで実践できるトレーニング法を紹介。卒業生の臨床力アップを目的とした実践的でかつ理論的な内容に、幅広いキャリアの卒業生らが参加しました。

 

=講習会プログラム=
スポーツ傷害に対するテーピング・ベッドサイドでできるトレーニング
—アスリートから中・高齢者まで—

【1日目】
足関節捻挫に対するテーピング法
■足関節の解剖
■受傷しやすい部位の説明
■テーピングの種類と説明
■基本的な巻き方:スターアップ、ホースシュー、ヒールロック、フィギュアエイトなど
■応用的な巻き方:オープンバスケットなど

【2日目】
キネシオテープを用いたテーピング法
■キネシオテープとその使用法の基礎知識
■キネシオテーピングの実習と解説 他
体幹部〜下肢の安定性獲得トレーニング法
■運動における体幹部安定性向上の重要性
■体幹部〜下肢の安定性獲得トレーニング法の実習と解説 他

 

テーピング・トレーニングとも、基本的でありながら実践的な各種法を学習しました。
身体を正しく観察し、解剖学・運動学の観点とクライアントのニーズを併せて考えて実践してこそ有用性が増す技術であるということが理解できました。
さらには、先生自身が現場で実践している内容を中心に紹介していただき、クライアントに対する運動指導上での言葉のかけ方の例も挙げていただき、目から鱗が落ちる思いでした。

実習中には慣れない手つきで四苦八苦しながらも一生懸命だった受講生。
講習後は
「基本技術から教えていただけたのが良かった」
「今後どんどん実践して技術のレベルアップを図りたい」
「早速、私の患者に実践してみたい」
等の声が多くあり、充実した講習会となったようです。

受講した卒業生にとって、自らの持つ資格技術と併用することで臨床の幅を拡げ、今後の活動に役立つことを期待しています!

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