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【3年生】臨床で使える手技を学ぶ
実技認定試験を終え、卒業を間近に控えた3年生。
呉竹鍼灸柔整専門学校ではこの時期、実技の応用編として、臨床の現場でよく使われるような手技を実際に体験し、知識だけでなく技術の幅も広げる授業を行っています。
今日の「鍼灸実技」のテーマは、 隔物灸(かくぶつきゅう) 。
皮膚と艾(もぐさ)の間に物をはさんで温熱を伝えるお灸について学びました。
実技では、塩を使う「塩灸」とスライスした生姜を使う「生姜灸」を体験。
「塩灸」は、古書には腹痛、下痢、慢性腸炎、虚脱時の四肢の冷えに効果があるとあり、「生姜灸」は、湿熱による温和な刺激と生姜の皮膚刺激で血管拡張の効果があるといわれていて、寒い時期におへその上でやると、とても気持ちよく感じるお灸です。
卒業を間近に控えた3年生にとって、このような手技を学べる実技は毎年人気で、学生たちはとても楽しそうに学んでいました。