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【卒前&卒後臨床講習会】実践!ストレッチ講座
本校では、臨床教育プログラムの一環として「卒前・卒後臨床講習会」を実施しています。
7/2(日)、スポーツ現場における治療と応用的な施術技能を身につけるため、ストレッチの活用についての講習会を行いました。
実践ストレッチ講座~スポーツと治療現場でのストレッチ活用法~
講師には、東洋医学臨床研究所の紀平 晃功先生を招きしました。
紀平先生は、ラクロス、アメフト、ラグビー、野球、サッカー、射撃など様々な競技のトレーナーとして、多くのアスリートの治療・トレーニングを担当。2004年ー2013年の10年にわたり日本アメフト最高峰Xリーグのチームトレーナーも務められたプロのトレーナーです。さらに、スポーツ医学専門誌「月刊トレーニング・ジャーナル」の編集にも携わり、最新の知見にふれつつスポーツ現場に根ざした活動をされています。
本講座では、ストレッチが効く理由を理解し、スポーツや治療の現場で使えるストレッチの基本技術について、講義と実技を行っていただきました。
講義では、筋と神経の関係について解剖学・生理学的な説明を行い、実技の前半では自分自身で行う10種類のストレッチを、後半では2人1組になってお互いにストレッチを行う方法を教えていただきました。
講習会の内容は以下のとおりです。
実践ストレッチ講座
【前半】基礎編
■筋肉についての基礎的な説明
■ストレッチの意義と種類
■トレーニングの原則
■ストレッチ実技(個人)
■施術時の注意事項【後半】応用編
■肉離れについて
■創傷治癒過程
■軟部組織の治療
■ストレッチの基本手技の説明
■ストレッチ実技(ペア)
今回は主に、スポーツの現場で行われている静的なストレッチと動的なストレッチを中心に学びました。
筋肉の構造・機能を理解した上でストレッチを行う事が重要で、無知のまま間違った方法で行うと逆効果になることを知り、在校生にとっては普段の授業の大切さを再確認するきっかけにもなったようです。
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