IMG_0148 スポーツ / 独立開業
スポーツ / 独立開業

スポーツを愛するすべての人へ 体のケアや怪我の予防の大切さを伝えたい


鍼灸マッサージ科 2014年卒
野中 淳子さん
2017年3月取材
千葉県立安房南(現:安房)高校-東海大学体育学部出身。小学校5年から剣道を始め、インターハイ・インカレに出場。大学卒業後はNTT東日本剣道部所属選手として全国トップレベルで活躍。選手引退後に呉竹鍼灸柔整専門学校鍼灸マッサージ科に入学。2015年に神奈川県藤沢市にKOAはりきゅうマッサージ院を開業。

お世話になった剣道の恩師に
感謝の気持ちをカタチにしたい

呉竹鍼灸柔整専門学校の鍼灸マッサージ科を平成25年度に卒業し、現在は藤沢で「KOAはりきゅうマッサージ院」を開業しています。それ以前は一般企業に勤め、剣道の実業団チームに所属していました。
剣道は小学校5年から始め、中学、高校、大学、そして社会人と20年以上続けました。いくつでも始めることができ、いくつになっても続けることができるのが剣道だと言われています。ただ、競技となると話は別です。怪我が増えるにつれ、思うような結果を出せず、やり続けるか否か、悩むことが多くなりました。
そしてあるとき、恩師が「(私の個人成績が振るわなかったのは)自分が薦めた進路が良くなかったからではないか」とずっと気にしていることを知ったのです。それは申し訳ない。むしろ、剣道を続けてきたことで今の自分があると感謝している…それを証明したいと思いました。
そして、同じ時期に経験した母の癌闘病と他界も影響し、以前から興味のあったスポーツ&健康医療の分野を本格的に勉強しようと決心したのです。

初めて経験する「普通」の学生生活は
何もかもが新鮮で楽しかった

呉竹での学生生活はとてもいい経験になりました。剣道に明け暮れ、学生らしいことを何一つやっていなかったので、何もかもが新鮮でした。図書館で勉強したり、放課後にアルバイトをしたり、友達とお茶を飲んだり…大人になって初めて経験する「青春」が楽しくて仕方がありませんでした。といっても、それも最初だけ。半年もすると勉強が難しくなり、ついていくのに必死でした。学校が終わると、整骨院でアルバイトをし、その後、授業の復習、そして夜は早めに寝て朝3時に起きて勉強、という毎日でした。私にしたら、運動不足もいいところです。
国家試験前日。もうこれで開放される!と思ったら、居ても立っても居られなくなり、なんと翌朝、宿泊していたホテルの周りをランニングしてしまいました(笑)。おそらく、そんな受験生は私くらいでしょう。でも、いい汗をかいたら、頭がすっきり!張り切って試験にのぞめました。

体のケアや怪我の予防がいかに大切か、スポーツをしているすべての人に伝えたい

免許取得後、いくつかの治療院を経て、2015年に小さな治療院を開業しました。メニューは鍼灸治療をメインに、指圧マッサージ、スポーツアロママッサージと多岐にわたります。スポーツに関わることを意識しているので、美容鍼や女性専用などの制限は設けず、いろいろな患者さんに対応したいと考えています。マネジメントも施術もすべてひとりで行っているので、自由な反面、責任もあります。試行錯誤の連続ですが、少しずつ足元が固まってくるのを実感しています。テーピング法や救急法、スポーツマッサージなども学んだので、自転車競技や女子フットサル、高校剣道部のトレーナーも務めています。私が学生だったころは、怪我をしても練習を休むという発想がありませんでした。というよりも、どこでどんな処置をすればいいのか分からなかったのです。ですから、今スポーツをしている方たちには、厳しい練習をやりながら、適切なケアや予防をすれば、いま以上にパフォーマンスが出せるし、選手寿命も延びることを、きちんと教えてあげたいのです。「女性らしく品格を持って、誠の心を忘れずに」――恩師が教えてくれた剣道の精神を治療家としても大事にし、頑張っていきたいと思います。

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