2024年度 新入生の方へ(お知らせ)

この学科の特色

経験豊富教員講師陣による指導!

1年次から始まる臨床教育は、経験豊かな専任教員をはじめ、医師を含む医療界の第一線で活躍する講師陣が直接指導。
現場で培ってきたノウハウに基づく、正しい治療法と柔軟な臨床力が身につきます。

社会ニーズの多様化に応える特修コース!

特修コースでは学科カリキュラムに加え、超高齢社会やスポーツ人口の増加など、多様化する社会ニーズに対応した特修授業を展開。
医療やスポーツなどの現場で役立つ専門技能を、実践的に身につけることができます。

国家試験合格を目指す教育サポート!

1年次から重要ポイントの補習を行うことで個々の弱点分野を克服し、3年次は国家試験対策授業で実力をアップ。
国家試験を強く意識したカリキュラムと徹底したサポートにより、国家資格の取得を目指せます。

 

活躍出来るフィールド

接骨院・整骨院、鍼灸接骨院、病院・クリニック、スポーツ系治療院・スポーツトレーナー、在宅・訪問医療、介護福祉施設、独立開業など

 

取得資格

柔道整復師の国家試験受験資格

過去3年間の国家試験合格実績(新卒者)
本校合格率 全国平均
令和4年度(第31回) 73.6% 49.6%
令和3年度(第30回) 73.5% 62.9%
令和2年度(第29回) 73.3% 66.0%

 

学びの流れ

1年次 基礎分野を中心に学ぶ

柔道整復の基礎となる人体の構造と機能を学び、専門分野では骨折や脱臼など外傷の全体像を理解します。
柔道を通じて、健全な肉体と精神を育みます。

基礎分野 総合基礎
専門基礎分野 運動器の機能構造
高齢者・競技者の生理学的特徴と変化
柔道整復師の業務と職業倫理
健康の意義
柔道
専門分野 柔整外傷論基礎
柔整外傷保存療法
柔整人体構造機能学基礎
柔整後療治療論
固定法
基本診察治療法
臨床実習
2年次 専門領域を重点的に学ぶ

整形外科学やリハビリテーション医学など臨床的な科目を中心に学び、専門分野では外傷の発生と判断、整復・固定・後療の治療の流れを理解します。

基礎分野 総合基礎
専門基礎分野 人体構造学
人体機能学
高齢者・競技者の生理学的特徴と変化
疾病の成り立ち
人体機能回復論
内科診断治療学
外科診断治療学
柔道整復術の適応と鑑別
専門分野 上肢の損傷・治療論
下肢の損傷・治療論
軟部組織損傷・治療論
応用診察治療法
外傷予防法
臨床実習
3年次 総合力を身につけ、臨床力を養う

修得した知識・技術を実際の疾病に応用するため、臨床的な講義と実技を重ね、臨床実習で体系化していきます。
また、国家試験に向けた準備を図ります。

専門基礎分野 運動器の機能構造
内科診断治療学
外科診断治療学
柔道整復術の適応と鑑別
柔道
柔整社会学
専門分野 体幹の損傷・治療論
柔整応用治療論
総合柔道整復学
柔整関連医学
柔整後療法
柔整応用治療法
臨床実習
特修授業(授業例)

スポーツ栄養学、介護・介助学、体幹トレーニング、スポーツテーピング

※カリキュラムの詳細につきましては、情報公開ぺージ(こちら)をご覧ください。

1週間の時間割例

仕事とも両立しやすい1日3時間(90分×2限)の授業編成。
講義と実習をバランスよく配し、学習効果を高めるカリキュラムを展開します。

※定時間外で実習などの授業が行われる場合があります。

(午前コース) 1限
(9:30-11:00)
2限
(11:10-12:40)
月曜 柔整外傷論基礎 柔整人体構造機能学基礎
火曜 柔道Ⅰ 固定法Ⅰ
水曜 柔道整復師の業務と職業倫理 健康の意義
木曜 基本診察治療法 固定法Ⅱ
金曜 運動器の機能構造Ⅰ 柔整外傷論基礎
土曜 柔整後療治療論 運動器の機能構造Ⅰ

※上記時間割は一例です。授業科目は、学年・学期ごとに編成されます。

PickUp授業

固定法

包帯・副木・厚紙副子・金属副子・テーピングなどさまざまな固定材料を用いて、的確な固定法を修得します。

柔道

「精力善用」「自他共栄」を理念とする柔道を通じて、医療人としての礼節や柔道整復術の原点を理解します。

基本診察治療法

外傷などの診察に必要不可欠となる触診能力や関節可動域測定法、徒手筋力検査法を身につけます。

外傷予防法

現代の日本社会で求められている高齢者、競技者のケガを予防するための指導法や手法を身につけます。

応用診察治療法

超音波画像の使用法や徒手筋力検査による外傷の判定と、その対処法の実践的知識と技術を修得します。

臨床実習

1年次から附属施術所で基本業務や患者対応を学び、学外協力施設で実際の医療に参加することで臨床力を養います。

 

教員メッセージ

広がる柔道整復師への社会ニーズをふまえ、確かな基礎力とプロフェッショナリズムを養います

柔道整復師は外傷施術のプロであると同時に、機能訓練指導員など地域の医療や福祉を支える重要な役割を担っています。
さらにトレーナーとしてアスリートやアーティストをサポートするなど活躍のフィールドが幅広く、今後は医師や看護師などとの他職種連携もいっそう求められます。
本校では柔道整復師に求められるニーズに対して、柔道整復の知識、技術、臨床力に加え、医療人としてふさわしい人間力と倫理観、そしてプロフェッショナリズムを養う教育に力を入れています。

柔道整復科の教育方針
  1. 医療人としての人格形成を図り、人間力を有した治療家を育てる。
  2. 現代医学理論と柔道整復学に基づく判断力治療技術を養う。
  3. 他の医療従事者との連携地域医療に貢献できる人材を育む。

柔道整復科
科長 田中 秀和


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